2025-26年度クラブ方針

豊橋ゴールデンロータリークラブ
会長 神谷 馨
新たな時代へ 理想の未来への挑戦
ロータリークラブは1905年2月23日アメリカのシカゴで誕生して以来長い歴史を歩み、本年で120年という大きな節目を迎えました。世界中で37,000のクラブ、120万人ものメンバーを擁する国際的な団体に成長したのも、「意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励しこれを育む」という目的が世界の人々の共感を得た結果でしょう。
私たち豊橋ゴールデンロータリークラブは、1988年10月28日 大野元三初代会長による待ち遠しい例会を掲げ創立以来、個々のメンバーを尊重し合う素晴らしい伝統と共に37年の歴史と伝統を育んでまいりました。
本年は激動する世界情勢と困難な経済状況の中、創立の原点に立ち返り、理想の未来に向けて私達ロータリアンが地域社会と私達自身の未来のために何が出来るかを考え、行動する年といたします。特に大切な課題として下記の重点項目を挙げます。
1.私たち自身が地域活性化の主役となること。
ロータリークラブのメンバー企業が成長発展し、地域への働きかけと自発的な行動によって、地域を盛り上げて継続的な価値を生み出すことが大切だと考えます。
2.次世代を担う子供たちへの取り組み。
将来の夢を描ける積極的な考え方は地域社会の発展にも大切な要素となります。前向きに行動する大切さを伝えられる子供たちに向けた事業に取り組みます。また、日本の貧困人口が増加しています。年間一人当たり所得が127万円未満の日本の貧困は6人に1人、約2,000万人に達します。多くの子供たちが食事を含む支援を必要としています。地域の現状を知ることと共に、支援への取り組みを考えます。
3.危機管理への取り組み。
自然災害の脅威が増している現在、減災への知識と対策を実行することが大切です。災害への備えが必要だと認識していても、企業アンケートによると現状は20%しか対策が出来ていません。地域や身近にいる人同士が助け合って取り組む「共助」、そして国や地方公共団体などが取り組む「公助」が重要だと言われています。災害被害を少なくするために、ロータリークラブとして必要な対策を考え、効果的・効率的に取り組みます。
ロータリークラブは大きな影響を生む団体です。それは会員の皆さまの知恵や経験が活動の中心であるからです。ロータリー活動を通して共に楽しく意義のある一年にしたいと考えています。
私たちのクラブが、より魅力的な存在となるようこの一年誠心誠意努めてまいります。